【121日目】美しすぎる水の都島原でかんざらしを作る




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控えめに言って最高の町だった!

どうもさせ(@hitori_Traveler)です。

121日目は、島原を探索しました。

それではどうぞ。

 

念願の町へ

 

「おはようございます」

今日は朝からどんよりした空模様ですが、小浜温泉の蒸気が良い雰囲気を醸し出す雰囲気に酔いしれており朝からちょっと良い気分です。

今日はこれから、九州でも1番楽しみにしていた町・島原へ向かいます。

島原は、水の都と呼ばれていて街のいたるところから湧水が溢れ出していて、とにかく美しいと評判なのでどれ程のポテンシャルを秘めているのかすごく楽しみです。

この無駄に高すぎる期待値を超えていってほしいところです(笑)

「では、島原目指していってきます!」

 

雲仙地獄

 

島原へ行く前に少し寄り道タイム!

今いる小浜温泉から島原へ向かうには雲仙の麓を突っ切るのが一番早いので、まずは道中にある景勝地・雲仙地獄へやってきました。

ルート上にあるのに寄らないのはなんかもったいですからね。

こちらは旧八幡地獄

50年ほど前は活発に活動していたそうですが、現在はほとんど湯けむりも見られません

ただ、地獄だけあって草木は枯れ荒涼とした風景が広がっています。

周囲にはこんこんと源泉も沸いており、この近辺も温泉街となっています。

さすが九州は温泉大国ですね。

こちらは、活発なエリア。

湯けむりが立ち上り、独特な硫黄臭が鼻を突きます。

こちらはすずめ地獄

ピチピチ音を立てて湧き上がる源泉が雀の鳴き声の様だということで名付けられたそう。

地獄と呼ばれる場所は、どこに行っても異様な雰囲気がありますね。

なぜかこの殺風景で非日常感が漂う空間に惹かれてしまうから不思議です。

この場所は、キリシタンの殉教の舞台にもなっているので十字架も見られます。

地獄で十字架という相反しているようで何とも不思議な空間です…

雲仙地獄はそんなに広い場所ではないですが活発な地熱活動を見ることができるので、ぷらっと立ち寄るには十分の場所でした。

【雲仙地獄】

  • 所要時間:30分
  • 料金:無料
  • 駐車場:無料駐車場有

 

46城目!島原城

 

山道を走り抜け無事に島原に到着したので、まずはいつものごとく城攻めから行きたいと思います。

それではいつものからどうぞ。

ざっくり説明コーナー

島原城は、1618年に築城された平城です。

わずか4万石の島原藩の政庁として築城された城ですが、縄張りは小規模大名の居城とは思えないほど広く取られています。

本丸の広さは名古屋城に匹敵するほど大きかったようで、石垣の総延長は4キロにも及ぶ大城郭です。

高石垣や桝形など城特有防御の工夫もしっかり見て取れるので見学にも適しています。

現在は、5重5階の復興天守等が立ち並ぶ城郭として整理されています。

城へ向かう

では城へ向かいましょう。

こちらは城の全景が見渡せるポイント。

手前に見えるのが現在の二の丸ですが、天守までの距離を見るに相当な範囲を石垣で囲まれていたことが分かります。

こちらは二の丸と本丸を結ぶ廊下橋跡。

当時は本丸に続く廊下橋が架かっており、万が一攻められた際は橋を落として籠城に入る予定だったそうですが、橋を落とすとかえって孤立してしまうことにつながるので縄張りとしては少々欠点のある遺構です。

本丸に入ると5重5階の層塔型復興天守が目に飛び込んできます。

天守自体の高さは日本でも有数の大きさで、破風がないのが特徴的です。

すらっと美しく仕上がっており、なかなか綺麗な天守です。

天守の他には…

西の櫓。入口に破風が設けられているのが特徴的です。

巽三重櫓。内部は島原出身の彫刻家である北村西望西望記念館として公開されていますが、入場には天守セットのチケットが必要となっています。

丑寅櫓。内部は民具資料館として公開されており、無料で入場できるようになっています。

以上の3つの櫓が復元されています。

御馬見所。

江戸時代から唯一残る貴重な遺構で、三の丸にあったものを本丸に移行したそうです。

藩士の訓練状況を見る視察所として使われていました。

本丸から二の丸側の石垣を見ると折れを多用した造りであることが見て取れます。

こちらは水堀。

城の周りを囲ってあり、水堀と高石垣でしっかり防御されています。

本丸西側から見た全景。

長塀や石垣の折れや高さなどが一挙に見て取れ非常に美しい姿です。

とても小藩の城とは思えない大規模な造りで非常に見ごたえあるお城でした。

100名城スタンプ設置場所

100名城のスタンプは天守入り口に設置されています。

46城目ゲット!

少しスタンプかすれちゃった💦

【島原城】

  • 所要時間:時間
  • 料金:無料※天守内に入る場合は540円
  • 駐車場:有料320円

 

鯉の泳ぐまち

 

お城を見終えた後は、車をそのままに島原の町歩きに繰り出します!

やってきたのは鯉の泳ぐまち

城下に錦鯉が泳いでいるところはほとんど行っていますが、ここは一味違います。

町並みとしては、静かなところで一見何の特徴もなさそうですが…

小さな水路を泳ぐ錦鯉と水がとにかく美しいです。

城下に錦鯉が泳いでいる他の名所と格段に違うのが水の透明度!

なんと、島原の水路を流れる水は全部湧水なのです!

ただの水路でありながらここまでくっきりはっきり錦鯉が見られるのは、水の質が高いからにほかなりません。

曇っていてもこの透明度…綺麗を通り越して感動すら覚えます。

「島原やっぱり良いところだなぁ♪」

【鯉の泳ぐまち】

  • 所要時間:30分
  • 料金:無料

 

湧水庭園 四明荘

 

お次にやってきたのは、鯉の泳ぐまちの一角にある四明荘。

ここは特に楽しみにしていた所なのですごくウキウキしています!

もともとはとある医者の別荘地として建築された建物で、現在は一般の人も楽しめるようになっている庭園付きの邸宅です。

さっそく邸内にお邪魔させて頂くと…

「なんだろう、一歩目から癒しのオーラがすごすぎる⤴」

中に入ると、石畳に日本家屋。なんだか無性に落ち着くような空間が広がっています。

こちらの四明荘の売りも湧水!

なんと1日1000トンもの湧水量を誇っており、その水が絶えず池に流れ込んでいるため濁ることがありません。

邸宅に入ると、女将さんがさっと現れお茶とポストカードをサービスしてくれます。

こういう何気ない気遣いに無性に感動を覚える今日この頃です。

四明荘には二つの池があります。

こちらは静の池

4つの浮島からなる池で、錦鯉を少なくし、真鯉を多めに放流して動の池との対比を楽しむことができるようになっています。

「もう鏡だよ鏡…綺麗すぎてとんでもない(語彙力)」

一方こちらは動の池。

絶えず滝に見立てた湧水が流れ込んでおり、水音を立てているのですが、この水量もうるさすぎず、静かすぎずちょうどいい塩梅になっているのがすばらしい!

また、真ん中にあるススキの生えた小さな浮島で日本の四季を現しているのだそう。

日本庭園の奥深さは半端じゃないですね…知れば知るほど面白い!

この四明荘、観覧する場所はどこでも自由に選べます。

自分の好きなところで眺めを楽しむもよし、寝転ぶも良し、中には縁側で本を読みながら一日滞在する人もいるそうです。

こんな居心地がいい空間で本を読むなんて最高でしょうね!

この居心地の良さは、地元にあったら週2で通うレベルです。

「なんだろう。綺麗すぎてなんか申し訳ない」

日が出てくると波紋に光が反射して、形容しがたい美しさに変化します。

「鯉の影までくっきり映っているこの水の透明度たるや…(鳥肌)」

まるで一枚の絵を見ているかのよう…美しすぎて思わず正座してしまいました(笑)

市街地の真ん中にあるとは思えない場所で、この空間だけ時がゆっくりと流れているのがはっきりと分かります。

この日は土曜日にも関わらず、誰一人としていなかったので気持ちよすぎる庭園を貸し切りで眺めることができ最高の思い出になりました。

また、庭園だけでなく、島原のばぁば(女将さん)が笑顔の柔らかいとっても素敵な方で人を選ばず楽しい時間を提供してくれます。

「帰り際に『ばぁばにまた会いに来てよ』と言われたのが無性に嬉しかったなぁ。」

日常から抜け出た癒しの空間が広がる四明荘。

美しすぎる静かな空間と島原のばぁばの笑顔を見に訪れてみてはいかがでしょうか。

【四明荘】

  • 所要時間:2時間30分
  • 料金:300円

 

なんか採って食べる:長崎編

 

突然ですが企画の内容を変更をします。

この企画は、土地土地で野生のものを採って食べる企画でしたが、少しすそ野を広げさせてもらってその土地で自分が作った・採ったものもカウントに入れさせて頂きます。

例:釣り堀で釣った魚・和菓子作りなど…黒に限りなく近いグレーってやつだな(小声)

なぜこのタイミングかと言うと、この時期に野生のものを見つけることに限界を感じたからです…寒いし狩りもつらくてね(弱音)

という訳で、突然の変更で申し訳ありませんが温かい目で見守ってくれると嬉しいです💦

 

島原名物 かんざらしを作ろう!

 

という訳で都合のよすぎる企画変更に伴い、なんか採って食べる長崎編として島原名物のかんざらしを作りたいと思います。

やってきたのは、鯉の泳ぐまちの一角にあるしまばら湧水館。

島原のばぁばに「かんざらしで美味しいところないですか?」と聞いたら「しまばら湧水館は自分で作れていいですよ♪」とオススメされたところです。

しまばら湧水館内は無料休憩所になっているのでかんざらしを作らずとも自由に出入り可能なところも嬉しいですね。

ちなみにさっきから連呼している島原名物かんざらしとはこんな食べ物!

きざら(中双糖)とはちみつを混ぜたシロップに、白玉だんごを入れて食べる夏の暑い時期にぴったりなつめた~いお菓子です!

夏のお菓子ですが、季節は冬…例えるならば、こたつで雪見だいふくみたいなものでしょうね(遠い目)

かんざらしについてはばっちり学べたので…

「ドドン!」

いざかんざらし体験へ出陣!

ここでさっそく障害が…かんざらし作りは10時、11時と体験できる時間が決まっているようなのです…何も調べなかった自分が悪い。

一応ダメもとでかんざらしを作りたい旨を伝えると、「いいですよ~♪」となんと二つ返事で了承をもらえました。

島原の人はみんな優しくてあったかい人ばかりです。なんていいところなんでしょう(泣)

今回も人っ子一人いない貸し切りの空間で創作に集中できるだけでなく、しかも優しい美人のお姉さんが教えてくれるという素晴らしい環境下です。

「もう、作る前から幸せなんですが…」

さっそく作っていきましょう。

体験ではかんざらしの肝である白玉だんごを自分で作ることができます。

こちらが材料の白玉粉ともち粉

お姉さん曰く、白玉粉(手前)だけを使うところも多いそうですが、もち粉(奥)を少し入れるとよりモチモチ感があって美味しいそうです!

水を少しずつ加えながら、耳たぶぐらいの固さまでこねたら棒状にして、そこから少しずつ手に取って丸めていきます。

ちなみに使う水も島原の美味しい湧水です。

手に取る量はたったのこれだけ!

写真を見て勝手におしるこ大の団子をイメージしていたので驚きです。

かんざらしの場合は小さい方がシロップとよく絡んで美味しいそうなのでこのように小さく作るそうです。

あとは、ひたすらに丸めて1cmほどの小さな玉を30~40個ほど作ります。

これが意外と難しく、どうしても大きさがまばらになってしまいます。

「お姉さんが上手って褒めてくれたからまあいいか(笑)」

慣れてくると一個ずつではなく、2個3個いっぺんに作れるようになるそうです。

僕は2個が精一杯でした…

丸め終えたら、沸騰している島原の湧水へ投入!

ふたをして数分後…

お団子が浮いてきたので、冷水にあげたら完成です。

なんだか楽しくて仕方ないのでジャンジャンすくいます♪

ただ、ジャンジャンすくいすぎてお姉さんが気を利かせて手元の写真撮ってくれた時にはラスト1個という写真映えしない展開に(笑)

全部すくい終えた後の仕上げはお姉さんの担当!

特製のシロップをかけて完成品を持ってきてくれます。

完成品はこちら↓

「おーうまそう!」

この姿のものを何も言わずに出せば自分が作ったとは分かるまい(笑)

小さなお団子がとってもかわいらしいスイーツですね!

お味の方は、初めて食べたのにどこか懐かしいお味がしてとっても美味しい。

もちろん甘いのですが、口当たりがスッキリしているので甘ったるい嫌な感じは一切なく、このシンプルさは癖になりそうです。

そして一番最後には「かんざらし名人認定証」を頂けました!

これはすごく嬉しい⤴

しまばら湧水館のかんざらし体験は小さいお子さんでも気軽に楽しめてなおかつ安くておいしいスイーツなのでぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

優しいお姉さんが楽しく教えてくれますよ♪

ここでも2時間くらい話し込んだのは内緒(小声)

【しまばら湧水館】

  • 所要時間:2時間
  • 料金:300円

 

島原武家屋敷通り

 

楽しすぎるかんざらし作り体験を終えてやってきたのは、島原武家屋敷通り

舗装されていない道路の真ん中に湧水の水路が通っている美しい通りです。

周囲には島原藩の下級武士の家屋が立ち並び、武家屋敷内は無料で自由に見学することができます。

こちらの武家屋敷は山本邸

無料で開放されているとは思えないほど、綺麗に手入れされています。

こちらは島田邸の一室。

槍やたんすなど当時の武家屋敷を偲ばせる雰囲気があります。

「このクオリティで無料と言うのはすごすぎるな」

【島原武家屋敷通り】

  • 所要時間:1時間
  • 料金:無料

 

心行くまで島原を巡る

 

まだまだ行きたいところがあるので、島原をもう少し探索します。

お次にやってきたのは島原駅。城風の造りが際立つ駅舎です。

この場所はしまばら湧水館のお姉さんから「変わった駅長さんがいますよ♪」と教えてもらいやってきました。

こちらが駅長のさっちゃん!

全国でも初めての鯉の動物駅長です。鯉を駅長にするとは水の都・島原らしいですね。

何も動かないと思いきや、アクロバットな動きもしてくれるのでサービス精神が高い駅長さんで楽しませてくれました(笑)

湧水を汲もう

島原が良いところ過ぎて去るのは名残惜しいですが、最後に湧水をもらって終わりたいと思います。

やってきたのは柏野湧水。この場所もお姉さんに教えてもらった場所です。

この場所以外にも島原は60か所以上で湧水が汲める超湧水大国です。

おいしい湧水を大量に頂いて、島原観光終了です。

これだけ色々巡ったにも関わらず、島原に文句をつけるところは何もありません。

居心地の良さ・街の美しさ・人の良さの3拍子が揃っており心の底からこの街に惚れました。

「島原はまた来たい街暫定NO.1!」

 

本日のお風呂とお宿

 

「ほんとに楽しい1日だったなぁ!」

島原を心行くまで満喫した後は、本日のお宿に向かいます。

本日のお宿

道の駅鹿島です。

長崎県を終えて佐賀県に再び戻ってきました。

駐車場も広く幹線道路から離れた場所に停めれば静かに過ごすことができます。

ただ、海に近いので少し風が気になります。

「それではおやすみなさい」

【道の駅鹿島】

 

おわりに

 

一番楽しみにしていた島原の町は想像をはるかに超えた素晴らしい場所でした。

旅に出てから一番楽しかったかも知れません。

こんなに人が良くて癒される空間が日本にあったとは…世間は広い!

今日の収支

  • 食費:354円
  • 観光費:300円
  • 駐車代:320円
  • 合計:974円

移動距離

105キロ

達成項目

日本100名城:100分の46制覇

狩猟実績:47分の21







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