すべては私の不明が招いた結果です(会見風)
どうもさせ(@hitori_Traveler)です。
162日目は、全ての予定を変更せざるを得なかったので急きょ福山方面へ向かいました。
それではどうぞ。
火曜日の衝撃
休みで100名城スタンプが押せないため停滞します… pic.twitter.com/Gp0ELukcL7
— くろとら@日本一周 (@hitori_Traveler) March 19, 2018
今日はゆっくり目の朝。と言うより昨日の完全なるミスで博物館があくまで待つしかないという…
まあ、やっちまったものはしょうがないので、開館を待つ間に今日行く予定の場所を整理していると、根底を覆すほどのとんでもない事実が発覚しました。
以下は行く予定だったリストなのですが、ちょっと見てやってください。
- 海上自衛隊呉資料館・呉市 火曜休館
- 大和ミュージアム・呉市 火曜休館
- 島の駅 豆が島・江田島市 火曜休館
- ふれあいプラザ・江田島市 火曜休館
- 海辺の新鮮市場・江田島市 火曜休館
- 海上自衛隊第1術科学校・江田島市 営業←休みであってほしかった(笑)
・・・
うーん。ほぼ全部休み!(笑)
ここまで行くと恐ろしさすら感じる。この流れは昨日からなるべくしてなっているとしか思えない。
曜日感覚の欠如がもたらした旅始まって以来最悪のシナリオです…

予定が全部白紙になってしまいましたが、とりあえず朝9時になったのでスタンプへ!
これで、59城目ゲット!
思えばこいつから悪い流れが始まった気がします。
うーん。これからどうするかなぁ…
竹原の古い町並み

脳内で新しい予定を導き出してやってきたのは、竹原の古い町並み
1日何もせずに過ごすことも考えましたが、先に進みたい気持ちが高ぶっているので呉と江田島は諦めてすっ飛ばしました。
すまん。呉・江田島…また来るから勘弁して💦
行けなかったらまた来るチャンスをもらったと気持ちを切り替えて町並みを歩きます。

江戸時代に塩田や酒造で栄えた竹原の町は当時の姿を今も色濃く残す美しい町並みです。
3歩歩けば嫌なことは忘れたのでもう大丈夫!

こちらは、竹鶴酒造。
マッサンで有名になった日本ウイスキーの父・竹鶴政孝の生まれ育った家です。
北海道でニッカウィスキー余市蒸留所を見学したのがここにつながるとは…これも旅の面白さですね。


こちらは、初代郵便局。
軒下には書状集箱なる郵便ポストの原型が設置されています。
当時のそのままの雰囲気を大事にしている町並みなので、発見も多く歩いていて退屈することがありません。

こちらは高台に位置する西方寺。

梅の花がここでも見頃です。
高地では早くも桜が満開だそうなので、桜の開花に出くわす日も近いかも知れません。


西方寺の境内にある普明閣は竹原の町並みを一望できる展望スポット!
美しい景色が見られるので竹原の町並みを訪れた際は登ってみてください。
【竹原町並み保存地区】
- 所要時間:1時間
- 料金:無料
- 駐車場:無料駐車場有
尾道ラーメン 朱華園
お次はお昼ご飯タイム!朝の始動が遅いと昼になるのがあっという間だな…

やってきたのは尾道市にある朱華園。
このお店は言わずと知れた尾道ラーメンの超有名店で、尾道に来ると必ず寄るようにしているお店です。
いろんなラーメンがありますが、僕は尾道ラーメンが一番好きなんですよね♪

相変わらずえぐい行列ですが、回転が早いのでこの日も20分ほどで店内へ入れました。

今回は叉焼麺を注文!
ちなみのこれが叉焼麺ラストの1杯。前回来たときは中華そばが次の人で売り切れたし、この店にはやたらギリギリと縁があります(笑)
うーん。ちょっと運が向いてきたかも⤴

尾道ラーメン特有の背脂が最高に美味しい
うん!やっぱりうまい(^^)
サッパリ醤油と背脂の浮いたスープとめんがよく絡んでいて、間違いなく美味しいのですが、正直に言えばこのお店より美味しいラーメン屋さんはたくさんあるし、涙が出るほどうまいわけではありません。
駐車場もすごく停めにくい場所に2台分しかないし、「朱華園並んでまで食べるほどのもの?」かと聞かれたら、そこまでではないと言うと思います。
ただ、ぼくはここのラーメンを必ず食べに来てしまう。
めちゃくちゃにうまいわけではないけど、ついつい足を運んでしまうお店。
そんなお店が僕にとってここなんですよね!
きっと尾道に来たらまた飽きずに食べるんだろうな(笑)
【朱華園】
- 所要時間:1時間
- 料金:800円
- 駐車場:2台分あり。ただし天井が低いので車高の高い車は駐車不可
神勝寺 禅と庭のミュージアム
尾道は四国に渡る前に観光するので一旦華麗にスルーします。

神勝寺入口にあたる総門
お次にやってきたのは、福山市の山間部にある神勝寺 禅と庭のミュージアム
この地で長年活動してきた神勝寺を基盤に禅の教えを簡単に体験してもらうことをコンセプトを基に新しく造られた体験型施設です。
最近その特異性からにわかに注目されているそうですが、果たしてどれ程のものなのか気になります。
料金も1,200円と決して安くないしね(小声)

拝観受付を行う松堂。屋根の上には一本松が生えている
まずは、受付を松堂で済ませます。しかし、建物が奇抜でおもしろい。
敷地内の建物や庭などは全て一流と呼ばれている人たちが手掛けているそうで、この松堂も建築家・藤森 照信氏が手掛けているそう。
この人良い意味で狂っているので、好きな建築家さんです。
藤森 照信氏が作った奇天烈な茶室”高過庵”を見に行きたいんですよね。

敷地内に入ると、まさに和と言った雰囲気が溢れています。
多宝塔や池泉式庭園の賞心庭などデザインが洗練されているだけでなく、しっかりと寺院の雰囲気も感じられるのがすごい。

含空院(右)は滋賀永源寺より移築・再建された建物
こちらは体験型施設の浴室(左)と含空院(右)
修行道場に必須とされる浴室も別途:800円を支払えば入浴できますし、含空院では煎茶や湯豆腐などを庭園を見ながらくつろげるようになっているので1日滞在することも可能です。

こちらは本堂へ向かう参道。
人が歩く場所だけ苔がないところにまた何とも言えない風情を感じます。

本堂前の広大な枯山水庭。
足立美術館の庭も担当した「昭和の小堀遠州」こと中根金作氏が作庭に携わっているだけあってどの庭園も見事と言うほかない美しさです。


本堂脇の荘嚴堂では、200店を超える白隠の作品も鑑賞できます。
ここまで美意識の高いお寺は他に類を見ませんね。

禅体験の極めつけはこちらの洸院。
建物全体を木材で包み込んだ舟型のデザインの建物で窓は一つもありません。

洸院は受付で小さなペンライトを1本だけ渡されるのみで内部に照明はありません。
建物内は漆黒の闇に包まれており、水・波・かすかな光のみを感じられるかなり特殊な空間です。
この不思議な体験を約30分間することで、様々な角度から禅宗を理解してもらうことが狙いだそうです。
30分間体験してみた個人の感想としては、海と太陽などの広大な大自然がイメージされました。最初は意味が分からな過ぎてただただ恐怖を感じたけどね(小声)
この場所で何を感じるかは人それぞれだと思いますが、特殊な禅の体験を出来る施設なので、普通のお寺に飽きてしまった方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
きっと面白い体験が出来ますよ。
【神勝寺 禅と庭のミュージアム】
- 所要時間:3時間
- 料金:1,200円
- 駐車場:無料
本日のお宿
今日は朝が遅かったのでこの辺りで店じまい。
しかし、雨が続きますね…

道の駅 アリストぬまくまです。
幹線道路から少し離れているので、夜間は快適に過ごすことが出来そうです。
少し移動すればコンビニやスーパーもあるので車中泊地としては好条件だと思います。
それではおやすみなさい。
【道の駅 アリストぬまくま】
おわりに
曜日感覚の欠如って怖いですね。
これからは、曜日を意識して計画を練っていこうと改めて思った一日でした。旅しているとついつい感覚なくなるらね…
明日の予定は鞆の浦・福山を観光しようと思います。
ではまた~
今日の収支
- 食費:800円
- 観光費:1,200円
- 合計:2,000円
移動距離
128キロ
達成項目
なし