【166日目】数寄の極み臥龍山荘を堪能!大洲城は桜満開!




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まさに、ジャパニーズな一日。

どうもさせ(@hitori_Traveler)です。

166日目は、愛媛県を南下し大洲市方面へ向かいました。

それではどうぞ。

 

寒暖の差激しすぎ

 

四国と言えど朝は寒い。

日中は20℃ちかくの気温になるのですが、朝の気温は1℃と寒暖の差がとてつもなく激しいです。

そのお陰で霧が大発生!

決して曇っている訳ではないでしょうし、お日様が登れば霧もどっかに行くと思うんですけどね。

まあ、霧は霧で風情があってよいので無問題。

今日の予定は、愛媛県を南下し大洲市周辺を観光したいと思います。

それでは、いってきます。

 

内子の町並み

 

まずやってきたのは、内子の町並み

内子町は、大洲藩の支配下に置かれ、江戸から明治期にかけて木蝋生産を行う地として栄えた町並みです。

こちらは、木蝋製造で財を成した本芳我家住宅。

作られた木蝋製品は、ろうそくや口紅クレヨンなど多岐におよぶそうで、当時の内子は日本一の生産力を誇っていたそうです。

石油製品が台頭してからは、木蝋製品は衰退してしまったものの、当時の町並みはしっかりと残っているので風情を感じるには十分です。

朝靄が覆う町並みもまた良きかな。

吊るされたとうもろこしから眺める町並み。この生活感がたまらなく良い。

どこか懐かしい牛乳瓶の配達。そういや、家も昔は来てたなぁ。

お気づきかと思いますが、今日も朝一番の出陣のため、街に人が全然いません(笑)

まあ、それがいいんですけどね!

【内子の町並み】

  • 所要時間:1時間
  • 料金:無料
  • 駐車場:道の駅内子駐車場より徒歩移動のため無料

 

愛媛にある清水の舞台? 小彦名神社

 

さすがに朝は歩いても寒いなぁ…

お次にやって来たのは、小彦名神社

参道も苔むした風情があっていい感じです。

こちらでは、貴重な懸け造りという技法を用いて建てられている参籠殿を見学したいと思います。

こちらは、昭和9年の建立当時から使われていた参籠殿のつなぎ木材。

傷みがひどく、この状態で建物を支えられていたのは当時の大工さんの技術の賜物でしょう。

そして、これが見たかった参籠殿

清水寺などと同じ技法で造られているので、どこか似たような雰囲気を感じます。

こちらの参籠殿は世界危機遺産と言う、聞きなれないリストに登録され、一時は消滅の危機に瀕したほど荒れ果てていたそうですが、有志の手によって平成26年に修復されたそうです。

こうして、美しい姿を見られることに感謝しなければ。

参籠殿は内部にも入れます。崖の上に立っていると思うと、ちょっと怖いですね。

貴重な建物がこうして当たり前のように見られるのは、実はすごいありがたいことなんだな…

【小彦名神社】

  • 所要時間:30分
  • 料金:無料
  • 駐車場:無料駐車場有

 

色んな世代が融合している大洲の町歩き

 

やっと霧が晴れてきた!

お次は、大洲の街を歩きたいと思います。

駐車場は”町の駅あさもや”を利用すると便利ですよ。

こちらは、おはなはん通り。

NHK連続テレビ小説「おはなはん」のロケ地として使用されたことからその名がついています。

この町並みはどこか江戸の雰囲気を感じる気がする。

また、この通りは、東京ラブストーリーの撮影にも使われたそうですが、どっちも見ていないから全くピンとこないという(小声)

東京ラブストーリーでリカが分かれの手紙を出したポスト

町並みは明治の風景そのままだそうで、どこか近代っぽさを感じるような気がします。

こちらは、明治・大正の雰囲気漂う”おおず赤煉瓦館”。

もともとは大洲商業銀行として建設された建物で、現在は無料で内部の見学ができるようになっています。

こちらは、昭和の雰囲気漂うポコペン横丁。

毎週日曜日には、イベントが開かれとても賑わいを見せるそうです。

この狭い範囲に、江戸から現代までの面影を残しているというのは、大洲の町並みくらいな気がします。

時代体験をしたいなら、ここに来れば移動も少ないので手っ取り早いな(笑)

 

奥深さがえげつない 臥龍山荘

 

お次にやってきたのは、臥龍山荘

もともとは、歴代藩主が使用していたものを、明治の豪商・河内寅二郎が買い上げ10年の構想と4年の工期を費やして造り上げた、重要文化財にも指定されている名建築です。

ここは、愛媛県で一番来たかったところなのですごく楽しみ⤴

さっそく山荘内へ。

この先は、とにかく奥深い世界が広がっていいるので、「う~ん」とうなってしまうことの連続です。

入るとまず驚かされるのが、石垣の積み方一つ一つが違うこと。

縁起良く末広がりとの意味が込められた末広積みや

川の流れのように見せる積み方、流れ積み。

左手の船方のくぼみのある石と丸い石で、月の下での舟遊びを表現しているんだそう。

建物に入る前から、見せる技術というか奥深すぎるだろ…

こちらが、奥深さの巣窟・臥龍院。

こちらが入り口にあたる迎礼の間。

割りだけを敷き詰めた敷台からは、何とも言えない風情が漂っています。

こちらが最初に案内される清吹の間

他の部屋より高い天井を持ち、北側に設置することで、夏の涼しさを感じられるように作られた間です。

彫り物や窓には春夏秋冬の意味を持った装飾がなされており、随所に技術の粋がちりばめられています。

畳をひっくり返すと能舞台になるそう。

お次に案内される壱是の間

お殿様などを迎えるために、他の間よりも格式高く作られており、京都の桂離宮を参考に造られた間です。

右手に見えるふすまの取っ手は梅・松ぼっくりで作られており、その背後の壁は竹。すべて合わせて松竹梅を模しているそう。

格式高いこの間にも、遊び心にも似た意匠が随所にちりばめられています。

最後に案内されるのが霞月の間

この間はとにかく工夫の量がえげつない!全部は紹介しきれないので一部の工夫だけ…

こちらの丸窓・富士山の掛け軸・違い棚で月と霞に浮かぶ富士山を現しているそうです。

さらに、この窓の裏は仏間になっていて、燈明が灯ると丸窓に光が映り込み見方によっては丸窓が満月にも三日月にも見えるという恐ろしい仕掛けになっています。

この間の工夫は、これだけではなく…

詫びの雰囲気を存分に醸し出すためにあえて、塗らなかった土壁や

蝙蝠は中国では縁起の良い生き物だそうで、そういった意味も込められているそう

ふすまの取っ手を夜に舞う蝙蝠にすることでムードを際立たせるなど、雰囲気作りに余念がありません。

ここまで、すごいと笑ってしまうわ…

臥龍院を見終えた後は庭園へ。

ここも、もちろん奥深さの連続です。

10年の歳月を要して作られた石の庭園は、全国各地からの銘石を多数使用しており、苔むした雰囲気と相まって、ため息が出るほど美しい。

こちらは、茶室・知止庵。

かつては浴室だったものを茶室に改造したもので、知止とは「なにごともほどほどに」と言う意味があるそうです。

知止いい言葉だな、かっこいいしどこかで使ってやろう(笑)

庭園を奥まで進むと、川べりに建つ不老庵へたどり着きます。

ここから見る臥龍山と肱川は昔の藩主たちも愛した景色だそう。

これほどの景色なら、愛したくなる気持ちも分かる。

不老庵は生きた槇の木を基準に建てられており、この柱は「捨て柱」と呼ばれている

この建物の柱には、生きている槇の木が使われており、100年以上たった今でも成長することも枯れることもないそうです。

内部は、建物そのものを船と見立てており、川に反射する光が入り込み天井を照らすように設計されています。

特に満月の日には、水面を反射した光が部屋を覆うそう。

そんなの見れたら泣いてしまうわ…数寄を極めすぎるとここまでになるんだな…

臥龍山荘は最初から最後まで大満足!

細部まで手を抜くところが一切なく、日本の持つ工夫・技術・文化・遊び心すべてが詰まったような素晴らしい場所でした。

最後に臥龍山荘の写真をいくつか載せておきます。

安生橋とその下にある石のかえるで”無事帰る”の意味を表している

石臼を埋め込んだ飛び石

氷室として利用されていた潜龍洞

対岸から見た不老庵

筆舌に尽くしがたいほど奥深さのある、臥龍山荘。

これまで、いろんな御屋敷庭園行ってきたけどここは間違いなくNO,1!

【臥龍山荘】

  • 所要時間:2時間
  • 料金:500円
  • 駐車場:無料駐車場有

 

64城目!大洲城

 

庭園と町歩きと来た後は…

今日も今日とて城攻めじゃ!

ざっくり説明コーナー

大洲城は、14世紀後半に宇都宮氏によって築城されたのが始まりで、その後築城名人・藤堂高虎の手によって近世城郭に整えられた平山城です。

この城は、堀を目の前に流れる肘川を利用しているので、天然の地形をうまく使った縄張りを感じることが出来ます。

天守は、慶長年間になって建てられたそうですが、明治になって取り壊されてしまいました。

しかし、市制50周年を記念して木造で復元されており、全国でも数少ない木造復元天守として優美な姿を今に伝えています。

城へ向かう

まずは、お城の遠景から。

肱川を堀に利用した縄張りを採用していることがよく分かります。

それにしても桜が満開で美しいですね♪

こちらは、肱川沿いにある苧綿櫓。

肱川と櫓でこちらからの守りは万全です。

こちらは、大洲城で一番古い遺構である三の丸南隅櫓。

足場が組まれているのがちょっと残念かな。

こちらは、下台所。

城としての役目が終わってからは、刑務所にも使われたそうです。

ここからは、一気に天守へ向かいます。

それにしても桜が美しい♪

登ったところから下を見ると、桝形のように屈折していることが分かります。

これも当時の名残なのでしょう。

天守とその脇を固める台所櫓(左)と高欄櫓(右)。

天守こそ復元ですが、二つの櫓は現存している大変貴重なものです。

100名城スタンプを集めている人のみ、右のシールももらえる

天守内で100名城スタンプを押す!

これで、64城目ゲット!

内部は木造で復元されているので、鉄筋の復元天守よりも雰囲気を感じられて良い感じです。

本当に四国はいいお城が多いなぁ⤴

残りは桜の写真を少しだけ載せておきます。

うん!やっぱ桜は良いものですね♪

大洲城歓迎旗振りで全力で旗振りをする

城を見終えた後、いつもならすぐに戻るのですが、今回は大洲城でやってみたいことが!

奥に見えている鉄橋を電車が通る

そのやってみたいこととは、大洲城歓迎旗振り

大洲城では、JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」が鉄橋を渡る際に、本丸からのぼり旗を振って歓迎するというイベントが休日限定で開催されているのです。

しかも参加は無料でできるという!これはもうやるしかない(笑)

ただ、誰でもできるとは言え旗振り隊になるのは狭き門かもしれないので、念には念を入れて本丸で旗が配られる時間を待つことに…

おばちゃん「はいどうぞ~」

ぼく「ありがとうございます」

あっさりと旗振り隊になれました(笑)

旗振りが出来ることを知らない人も大勢いましたし、本丸にいた人を捕まえている感じなので、集合時間もギリギリで大丈夫。

僕ほど、躍起にならなくても定員に余裕はあるみたいですね。

つまり、これはかなりゆる~いイベントです(笑)

それでも旗を手に持つとやる気が出るから不思議。

よっしゃー振るぞ!

あとは、伊予灘ものがたりが来るのを待つのみです。

伊予灘ものがたりがやってきました。

列車の乗客に見えるように右へ左へ旗を振ります!

これが意外と重労働。列車がこのイベントに合わせてスピードを落とすので結構長い時間振り続けなければいけないという(笑)

まあ、楽しかったからいいか♪

後日、大洲城HPに旗振りをした人の写真がアップされるそうなので、良かったらぼくを探してみてください(笑)

まあ、探すまでもなくど真ん中にいるんですけどね…

【大洲城】

  • 所要時間:2時間
  • 料金:500円※臥龍山荘と共通券ならば800円
  • 駐車場:無料駐車場有

 

本日のお風呂とお宿

 

あー今日も楽しかった♪

大洲市を満喫し終えた後は、本日のお宿へ向かいます。

道の駅みなとオアシスうわじまきさいや市場です。

宇和島の中心部にほど近い道の駅なので、コンビニや飲食店・スーパーなども近く補充に最高の立地です。

幹線道路には近いですが、駐車場の奥に停めれば無問題なので、車中泊には適した道の駅だと思います。

それではおやすみなさい。

【道の駅みなとオアシスうわじまきさいや市場】

 

おわりに

 

今日は日本文化を堪能しつくしたような一日でした。特に臥龍山荘は最高。

ここは、何度でも行きたくなる素晴らしいところです。

あと、何より天気がいい。これからもずっと晴れていてもらいたい(笑)

明日は、宇和島を観光した後、高知県へ向かう予定です。

では、また~

今日の収支

  • ガソリン代:4,184円
  • 食費:824円
  • 観光費:800円
  • 合計:5,808円

移動距離

57キロ

達成項目

日本100名城:100分の64制覇

 







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