【28日目】ちょっと島に呼ばれている気がして




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海側に出たことでだいぶ涼しくなりました。

どうもさせ(@hitori_Traveler)です。

28日目は、急きょ離島を観光しました。急な選択に自分でもびっくりです。

それでは、28日目の様子をどうぞ。

 

島の誘惑

 

ぼくは、いま離島にいる。

なぜそうなったかというと、舞台は昨日の晩に戻ります。

いつも通り夕食を済ませだらだらしていると、名古屋からやってきているご夫婦から話しかけられました。

どうやら、お二人も車中泊で道内を回っているようです。それも1度ではなく7度も。

完全に北海道を知りつくしたベテランの旅人です。

その話の中で離島の話になり、「北海道に来たなら、利尻・礼文もいいけど、焼尻・天売がいいよ」という情報を頂きました。

その二つの島は、僕の中では完全にノーマークで、「何それ美味しいの状態」です。

もともと、利尻・礼文は行こうと思っていましたが、そこまで言われると興味が湧いてきます。

こうして、完全に離島のことで頭がいっぱいになったぼくは、気づいたら船に乗っていたのでした。(大嘘)

そして今に至る。

「まあ、島が好きだからしょうがないね・・・」

島へのアクセス

半分脚色の混じっているドラマはさておき、島へのアクセス方法です。

まずは、羽幌町のフェリーターミナルへ行きチケットを購入します。

乗車の30分前から窓口でチケットを購入できます。

舟の航路は、羽幌町→焼尻島→天売島の順番になっているので、窓口で行きたい島のチケットを購入してください。

詳しくは、羽幌沿海フェリーのホームページをご覧ください。

 

羊の島 焼尻島

 

そんなこんなで、まず最初に訪れた島は、焼尻島です。

周囲は、12キロほどの小さな島で、羊の放牧が盛んにおこなわれている島です。

この羊は、有名レストランなどでも使用される一級品とのことで、島の産業の基幹にもなっています。

ゆっくり回りたいところですが、このあと天売島へも行く強行日程なので早足で回りたいと思います。

流石に徒歩では時間的にきついので今日はレンタサイクルで島内を巡りたいと思います。

それではさっそく行ってみましょう。

まずやってきたのが、

オンコ原生林です。

オンコとはイチイと呼ばれる木のことです。普通オンコは15メートルほどの高さに育つそうですが、焼尻島では年間を通して風の強い日が多いため、影響を受けないように低いままで横に成長を遂げています。

自然に逆らわずに育った結果このような独自の成長を遂げたようです。

原生林の中をサイクリング。空気がひんやりしていて気持ちが良かったです。

写真の中央の木がオンコの木。確かに周りの樹木と比べて木が小さいです。島ならではの厳しい風土を感じます。

オンコ原生林を抜けてやってきたのが、

めん羊牧場牧草地です。

せっかくなので羊の姿が見たいところです。

探してみると…

発見しました。

しかし、天気が悪い。そして羊が遠い・・・

少し粘りましたが、近寄ってきてくれなかったので、次の島へ行くために港へ戻ります。

にゃんこのお見送りを受けて

お次の島、天売島へ出発です!

 

海鳥の巣窟 天売島

 

次にやってきた天売島は、海鳥が非常に多く住む島です。

一説によると、全部で100万匹はいるとか・・・ちょっと怖いですね。

天売島は、先程の焼尻島とは異なり、断崖が多いことから海鳥たちの楽園になっているようです。

島には、たくさんの種類の海鳥がいますが、日本でこの島にしか生息していない貴重な鳥がいます。

その鳥がこちら

「ペンギン?ではないな?」

その名もオロロン鳥(ウミガラス)です。稚内まで海岸線を走るルート、オロロンラインのオロロンはこの鳥から来ています。

この鳥は、昔はたくさんいたようですが、数が激減し、今は絶滅危惧種に挙げられており、約30頭ほどしか生息していないそうです。

「見られたらラッキーだな」

何とか見れないものかと、願いながら島の散策をスタートします。

天狼島を巡る

天売島も周囲約12キロほどの小さな島です。こちらでも自転車を借りました。←久々に乗る自転車の気持ちよさに少しハマっている。

何気なく走っていると、興味をそそられる看板が

「なに!猫祭りだと!これはいくしかない」

「猫好きの自分にとっては、さぞかし楽しい祭りだろう」

この時はウキウキです。

しかし、祭りを見終えたあとは、

「うーん。猫は悪くないのにな・・・」

実際に猫祭りを訪れた感想は、非常に考えられさせる内容でした。猫好きとしては心が痛みます・・・

なんでも、もともとこの島に猫はいなかったのですが、人間が持ち込んだ猫が野生化して海鳥を襲ってしまい、海鳥の減少につながっているというのです。

この影響で、ウミネコは最盛期の4分の1にまで減ってしまったそうです。

その対策として、この島では条例をかかげ、生態系を守るために、猫を捕まえて人に慣らしてから、定期的に譲渡会を行い猫の飼い主を募集しているそうです。

実に素晴らしい取り組みだと思います。

その反面、人間のエゴは、自然や生態系を破壊するということを改めて痛感させられました。

これを機に、飼い主の責任というものを改めて考えなければなりませんね。

海鳥の巣へ

猫祭りでいろんなことを考えさせられたあとは、島の断崖にやってきました。

ここでは、ウトウの巣がたくさん見られるようです。

この穴が全部ウトウの巣です。

これは一部ですので、周りはこの巣の穴ぼこだらけです。

それもそのはず、この断崖には50万羽以上のウトウが住み着いているそうです。

昼間は、巣を離れているので見ることが出来ませんでしたが、夜になると一斉に巣穴に戻ってくる姿が見られるそうです。(6~7月しか見られない)

フェリーの関係で夜までいることが出来ないので、今回はお預けです。

「あー見たかったな・・・」

島の北西に移動すると

海鳥観察舎があります。内部には無料の望遠鏡があるので遠くの岸壁にいる海鳥の姿を見ることが出来ますよ。

海も透き通っていてとても綺麗です。運が良いとアザラシも見えるとか。

ウトウの巣の他にも、鳥類を観察できるところがあるので、鳥好きにはたまらない島だと思います。

肝心のオロロン鳥は見られたかというと

「なんか違うな・・・」

オロロン鳥は見られなかったので、ウミネコで勘弁してください。

お昼ご飯の戦い

お昼が食べたいと思いやってきたのがこちら

炭火海鮮 番屋さん

舟の代金がかさんでいたので、お昼はこちらでおそばを食べて軽めに行こうと思い来店しました。

頼んだのはこちら

「いや、話が違うだろ、これは・・・」

言い訳させてもらうと、ちゃんとおそばを食べようとしたんですよ。

ただ、自分の目の前でうに丼を美味しそうに食べている人がいて我慢できますか?その前でそばをすすれますか?って話なんですよ。

しかも、炙ってあるし・・・自分の好物だし・・・

気づいたら「炙りうに丼一つください」って言ってただけなんです。

もう誰も悪くない。

しいて言えばおいしそうなウニが悪いとなるわけです。←完全に自分が悪い

ついでに、開き直ってホタテも頼みましたけどね・・・

けど後悔はしていません、だって涙が出るほどおいしかったですから。

【炭火海鮮 番屋】

  • 料金:2,560円(炙りうに丼2,300円+ホタテ260円)

島から帰還する

お腹いっぱいで、手つかずの自然を満喫して大満足でした。

そしてお決まりの今頃いい天気になるという・・・

島では、天気は恵まれませんでしたが、この二つの島はお勧めされただけのことはある素晴らしい島でした。

どちらの島も、自転車で2時間ほどで回ることが出来ますので、プチ離島体験に良いと思います。

 

お祭りへ行く

 

羽幌町に帰って来て街を散策していると、どうも騒がしい。

どうやら今日は羽幌神社祭というお祭りがあるようです。

せっかくなので、行ってみることにしました。今日はお祭りによく遭遇しますね。

やっぱり祭りの雰囲気はいいですね。見ていて楽しくなってきます。

地元の中高生が、「彼女・彼氏はー?」「今日、告白するんでしょ?」なんてやり取りを繰り広げています。

今の時代も、祭りはそんな感じなんですね。

自分もそんな青春時代を送りたかったぜ・・・

屋台は買っちゃうよね・・・お祭りは仕方ない・・・

なんで屋台で食べると美味しいのでしょうか。

旅してると忘れがちですが、もう夏なんですね。

 

本日のお風呂とお宿

 

今日は、お風呂もお宿も一緒です。

道の駅 ほっと・はぼろさんです。

ホテルみたいな外観ですね。というよりホテルです。実際に宿泊もできます。

お風呂は500円ですが、心優しき方が「2人で入ったら500円になる券があるから一緒にどう?」と言ってくださったので、250円で入れました。

ありがとうございました。

道の駅の駐車場は、台数も多く停めることが出来ますし、お風呂もすぐ近いので車中泊しやすく良かったです。

【道の駅 ほっと・はぼろ】

 

おわりに

 

久々の冒険したような気がしてとても楽しかったです。やっぱり作られたところよりも手つかずの自然の方が僕は好きですね。

昨日のリフレッシュが効いているのか、なんだか気持ちの良い一日でした。

明日は、稚内を目指して北上します。

今日の収支

  • 食費:3,660円
  • 風呂代:250円
  • フェリー代:5,760円
  • レンタサイクル代:1,800円
  • 合計11,470円

移動距離

59キロ

達成項目

なし

 







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