【82日目】世界遺産 白川郷・五箇山合掌造り集落を行く




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さようなら岐阜、よろしく富山

どうもさせ(@hitori_Traveler)です。

82日目は、白川郷をはじめとする合掌造りの世界遺産群を巡りました。

それではどうぞ。

 

試案のしどころ

 

日付は昨晩までさかのぼります。

小腹がすいたのでフルールグラノーラ食べながら、明日の予定の最終確認をしていると致命的な問題に気付きました。

「ふぁんふぁっへ?(なんだって?)」

そう、気づいたこととは白川郷の駐車料金が1,000円といういかんともしがたい問題です。

さらに言えば、残る二つの菅沼・相倉の合掌造り集落もそれぞれ500円ずつかかるというのです…

「3ヶ所合計2,000円だと…これは、のんきにフルーツグラノーラ食べてる場合じゃない…」

駐車代は世界遺産としての維持活動費になるのでしょうが、この長旅で2,000円の出費は痛すぎる…

数日の旅行なら多少は目をつぶりますが、長い旅なのでできれば支払いたくないところです。

「でも、行きたいんだよなぁ…どうしようかなぁ」←本気で悩んでいる

決断の時せまる!

 

白川郷へ行くのか・行かないのか?

 

本日最初の目的地は圧倒的な人気を誇る白川郷ですが、果たしてどういう決断をとったのか?

・・

・・・

「うん。仲良く半分にします。」

どういうことかというと、こういうこと!

街並みを歩くための駐車場は1,000円…ならば!

街並みを歩くのではなく上から見てしまおうという作戦です。

やってきたのは、城山展望台。白川郷を一望できる人気のビュースポットです。

城山展望台には白川郷で唯一無料の駐車場があるので、そこから白川郷の雰囲気だけ味わおうという作戦です。

この日は朝から天気が良く、早朝6時にもかかわらずカメラを構えた人がすでに何名か来ていました。

さっそく空いている場所にお邪魔させて頂いて…

「どれどれどんな景色かな?」

「絶景…」

近くにいたおじさんは昨日も来たそうですが、雲海は出なかったということだったので今日はラッキーでした。

雲海と白川郷。これを見越して上からにしたんだよ(嘘)」

これぞ日本の朝だなという素晴らしい眺望です。合掌造りの家々とそれを引き立てる雲海がとても幻想的でずっと見ていられる景色でした。

こんな素晴らしい景色を見れたので、下の街並みを歩かなかったことは全く後悔していません。

「街歩きしにまた来ればいいしね。そのかわり寒くて死ぬかと思ったけど(この時2℃)」

朝の早い時間は幻想的な風景が見られるうえに、人も少ないので城山展望台から眺めてみるのも良いと思います。

【城山展望台】

  • 所要時間:2時間
  • 料金:無料
  • 駐車場:無料

菅沼集落

 

お次にやってきたのは菅沼集落。

白川郷よりも北に位置し、富山県にある合掌造りの集落です。

あ、ちゃっかり富山県に入りました(笑)

残念ながら、車だと県を越える感動が薄いんですよね(小声)

ここでも駐車代の問題と向き合います。

菅沼集落にほど近い展望台駐車場は500円なのですが、少し離れた五箇山合掌の里であれば無料で駐車することが出来ます。

これはかなりの朗報です。

もちろん自分はお金には代えられないので、言わずもがな無料の方を選択です。

歩くと言っても10分もかかりません。集落につながるトンネルを抜けると…

異世界に迷い込んだかのような美しい景色が姿を現します。

合掌造りは近くで見ると改めてその特殊な作りが分かる気がします。

菅沼集落は他の二つと比べて一番規模の小さい合掌造り集落ですが、小さな区画にたくさんの合掌造りが立ち並ぶさまはとても美しいものがあります。

白川郷と比べて人も少なく、短時間で巡ることが出来るので時間が限られている方には良いかもしれません。

【菅沼集落】

伝統に触れる 村上家

 

お次にやってきたのは、村上家

菅沼集落よりさらに北に位置する相倉集落にへ向かう道中にある、五箇山でも最大規模を誇る合掌造りです。

内部は見学可能とのことなので入場料300円を払いお邪魔させて頂きます。

入ってすぐにある煙硝厩。火薬の材料である煙硝を作るための施設です。

五箇山の煙硝は質が良く、江戸時代には最高レベルのブランド品として扱われ、この辺りの貴重な財源だったそうです。

入ってすぐにある囲炉裏部屋。合掌造りでは大体のお宅にある代物です。

中村家では、2階と3階も見学することが出来ます。

2階と3階は居住スペースではなく物置として使われています。

普段なじみのない道具がたくさん展示してあって面白い。

ここは3階。歩くとかなり軋みがあって揺れますので結構スリリング。

ただ、この揺れこそが合掌造りのポイントだそうで、1階部分は土台として強固に作り、2階・3階部分は軽く柔らかく作ることで雪の重みを分散する狙いがあるそうです。

また、屋根に使われている萱は夏は涼しく、冬は暖かいという特徴に加え湿度を一定に保つ効果があり、生活様式に合わせている造りと言うことが分かります。

合掌造りはとても理にかなった建物なんですね。

3階では、屋根のとがった部分の骨組みを見ることが出来ます。

このように、骨組みはロープでしっかり固定されています。ところどころ黒いのはすすがついているそうです。

見学を終え再び一階に戻り、囲炉裏で暖を取らせて頂く。

「あー動けなくなるほど快適だ」

村上家住宅では、この茶釜で作った薬草茶を無料でふるまってくれるサービスがあります。

「いろりを囲んで飲む薬草茶がまた美味しいんだ⤴」

また、おじさんがいろりを挟んで五箇山地方の昔ばなしや子築(こきりこ)という歌を唄ってくれました。

子築は、秋の収穫に感謝して唄われるそうで9月の下旬になると今も唄われているそうです。

村上家住宅、展示品も素晴らしかったですが、おじさんが唄う子築が最高に良いので、ぜひ聞きに訪れてみてください。

【村上家】

  • 所要時間:1時間
  • 料金:300円
  • 駐車場:無料駐車場有

五箇山周辺

 

相倉集落へ行く前に、五箇山周辺の見どころを少し探索します。

こちらは、加賀藩流刑小屋

加賀藩の罪人の流刑地は五箇山と定められ、川を挟み20近くの独房が立ち並んでいたそうです。

現在残るのは、復元されたこの一つだけですが、全国的にも珍しい流刑小屋の跡となっています。

こちらは、白山宮。こきりこ舞が奉納される神社で国の重要文化財になっています。

こちらの内部にある本殿は富山県でも最古の木造建築を誇るそうです。

屋根が合掌造りを連想させるのも良いですね。

白山宮も加賀藩流刑地も先程の村上家住宅から徒歩5分もかからない場所にあるので、合わせて見学されると良いと思います。

 

相倉集落

 

最後にやってきたのは、相倉集落。

ここは流石に500円を支払ってほど近い駐車場を利用しました。

どうしても無料が良いという方は、先ほどの村上家住宅から3キロほど歩けば無料になると思います…

里山の風景が広がる美しい集落です。

住民の方が利用している段々畑。自然と共生しているのが伝わってきます。

相倉集落は、3つある合掌造り集落の中で一番観光地化されていないと言われている集落なので、ありのままの風景を楽しむことが出来ます。

観光客も一番少ないようなので、合掌造りを見ながらゆったり歩きたい方にはオススメです。

【相倉集落】

  • 所要時間:1時間
  • 料金:無料
  • 駐車場:500円


以上で、世界遺産合掌造り集落群の観光はおしまいです。

人気の白川郷・歩きやすさの菅沼集落・ありのままが美しい相倉集落。

それぞれに特徴があり、訪れる人を魅了してやまない素晴らしい場所でした。

時間に余裕のある方は、すべて巡って合掌造り集落を比べてみるのも楽しいと思います。

 

本日のお風呂とお宿

 

本日はここまでにして、富山県砺波市の道の駅まで進みたいと思います。

まずは、久々のお風呂タイムから…

本日のお風呂

となみのゆです。

420円では入れる銭湯ですが、露天風呂・サウナ・ジャグジーに休憩室も完備されていて快適に過ごすことが出来ました。

やっぱりお風呂は気持ち良いですね。

【となみのゆ】

  • 料金:420円

本日のお宿

道の駅砺波です。

市街地からほど近いですが、車通りは少なく快適に過ごせそうです。

車中泊するにあたって、近くにお店がたくさんあるので買い出しにも良いと思います。

「それでは、おやすみなさい」

【道の駅砺波】

おわりに

合掌造りいいですね。少しでいいから住んでみたくなりました。

そういえば今日で岐阜県は終了し、ついに北陸・富山県へ入りました。

岐阜もまた来たいと思う素晴らしい県でしたのでまたゆっくり巡りたいと思います。

明日からは、北陸編。富山市方面に向かいたいと思います。

今日の収支

  • 風呂代:420円
  • 観光費:300円
  • 駐車代:500円
  • 雑費:108円
  • 合計:1,328円

移動距離

102キロ

達成項目

なし







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