【95日目】日本三景・天橋立を1円もかけずに満喫する




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ある種自分の集大成かもしれない。

どうもさせ(@hitori_Traveler)です。

95日目は一日をかけて天橋立周辺を観光しました。

それではどうぞ。

 

舞台は整った

 

「おはようございます。今日は天橋立行くで!」

昨日の悪天候のため心が折れかけていましたが、予定通り天橋立を見に行こうと思います。

やっぱり、日本三景の一つだし外せないですよね。

まずは、今日一日の命運を左右するお天気チェックから!

かなりどんよりしていますが、今のところは雨は降っていません。

完全に雨だと思っていたので、これは嬉しい誤算。晴れてくれとは言わないので、せめてこの天気がもってほしいところです。

だらだらしていると降り出してきそうな空模様なので、雨に降られる前にちゃっちゃと出発します!

「それでは行ってきます」

 

無料駐車場に停めるべし

 

今日のテーマは、『いかにお金をかけずに天橋立を満喫できるか』に焦点を絞って観光していきたいと思います。

もちろん目指すは、1円も使わない!

お金をなるべく使わず楽しむことに焦点を置いているので、このテーマは自分の中での永遠の命題みたいなものです。

そのためにも、まず絶対に抑えておきたいのが無料駐車場です。

天橋立ほどの観光地になると無料駐車場はないように思えてしまいますがそんなことはありません。

調べたところ、天橋立の北側にあるこちらの駐車場は無料で駐車が可能のようです。

駐車スペースは多くて20台ほどでしょうか。無料とあって休日は混みあいそうですね。

この日は、平日の朝早くだったので余裕をもって駐車出来ました。

これで駐車場の確保が出来たので、安心して天橋立散策に繰り出そうと思います。

 

其の一 天橋立南エリアに向かう

 

「準備運動よし!」

その前にこれから巡る天橋立について少しご説明。

天橋立は、長い年月をかけて形成された宮津湾と阿蘇海を隔てる広大な砂州のことを指します。

砂州には松林が広がっていますが、そのほとんどは自然に生えてきたものであるとされ、平安時代には歌が詠まれているほどの昔から奇勝地として知られており、多くの文化人を虜にしてきた場所でもあります。

現在は日本三景の一つであり、毎年多くの人でにぎわう一大観光地となっています。

要するにとにかく見どころが多くて楽しいエリアと言うことです。

天橋立は、大きく二つのエリアに分けることができ、今いる北エリアと南エリアでそれぞれ見どころがあるのでどちらも外すことはできません。

北と南の移動方法としては、メジャーなところで観光船・自動車・レンタサイクルなどがありますが、ここはいつもの通り歩きを選択です。

そろそろ、「こいついつも歩いてるなぁ。そんなに金ないのかよ」と思っている方もいらっしゃると思いますが、節約以前に根本的に歩くのが好きなのであんまり気にしないでください(;´・ω・)

一見すると不便な徒歩での移動ですが、歩くことでその土地の歴史や文化を感じることができるし、思わぬ発見や見落としを少なくできるので徒歩移動をとっても気に入っています。

よほどのことがない限り観光地は徒歩一択ですね。

なんだかやたら前置きが長くなりましたが、まずは天橋立の松林の中をいつも通り歩いて南側に向かいたいと思います。

こちらが、スタート地点の天橋立松林の入口。

自動車はさすがに駄目でしたが、原付は松林の中を走れるみたいですね。

松林の終点がある小天橋までは2.6キロ。

普通の人は30分もあれば歩けると思います。

出口付近にある天橋立碑。また往復して帰ってくるからその時に…

松林の間は、小石が散らばっているので滑ることがありません。

雨続きでしたがぬかるみも少なく歩きやすかったです。

景色はほとんど変わらず終始松林の中を囲まれながら歩き続けること30分ほどで…

大天橋に到着!赤い橋は数あれど青い橋は珍しい気がします。

ここから5分ほど進むと…

天橋立の見どころの一つ小天橋に到着します。

こちらの小天橋は別名:廻旋橋ともいい、回転させることにより船舶の通行が可能になる橋です。

かつては人力で回していたそうですが、現在は自動スイッチで動く仕様になっています。

実際に動く姿を見てみたかったですが「今日はいつ回転するか分からないよ」と言われたので諦めました。

運が良ければそのすがたを見られるかもしれませんね。

これにて、天橋立の往路編は終了です。

 

其の二 天橋立南エリア散策

 

南エリアについたので、さっそく周辺の見どころを観光していこうと思います。

まずやってきたのは智恩寺。

ことわざ「三人そろえば文殊の知恵」で有名な知恵の神様・文殊菩薩を祀る神社です。

さっそく、お知恵を授かりに参拝させて頂きます。

入口にあたる山門。別名:黄金閣とも称されその大きさは丹後地方で最大の物だそうで豪壮なつくりとなっています。

境内には見どころがたくさんあり…

力石。この石を持ち上げて力自慢を競ったそうです。

重要文化財にあたる多宝塔。

稲富一夢斎のお墓。この地を支配していた、一色氏・細川氏に仕えたためこの地に墓所があるようです。

稲富一夢斎は戦国時代で一番の鉄砲の名手との呼び声もあるお方です。

鳴き声だけで、獲物のいる位置を感知し狙撃したという逸話等が残っており、元祖ゴルゴ13みたいな人だったのでしょうか。

こちら境内から少し外れた観光船乗り場近くにある知恵の輪。

元々は航海を安全に行うために使われた灯篭ですが、この輪っかを3回くぐれば文殊の知恵を授かることが出来ると言われています。

海に突き出た場所にあるので、落ちる可能性も否めないのが何とも言えませんが本当に文殊の知恵を授かれるのであればチャレンジする価値はありそうです。

僕は、今回は風邪気味だからやめておきました。あー本当に残念だな(大嘘)

境内に戻り参拝します。こちらの手水鉢はもともと風呂の釜として使われていたそうです。

こちらはおみくじの「すえひろ扇子」。扇子を開くと吉凶が書かれている何とも面白いおみくじです。

たくさん松の枝にぶら下がっているので、花が咲いたようで絵になります。

文殊堂。いい知恵を授かれるようにお願いしてきましたのでいつかきっと花開くはずです。

見どころが多いので、南エリアの観光としては外せませんね。

智恩寺参拝の次は、駅の方面に向かって歩いてみます。

智恩寺付近はお土産屋さんが立ち並ぶストリートになっていて、休日は混むこと間違いなさそうです。

こちらが天橋立駅。駅舎は思っていたよりきれいですね。

ここにも知恵の輪がありました。

このあと北エリアでも見かけたのでそんなに珍しいものじゃないのかもしれません。

駅のお隣にある知恵の湯。足湯に入れるとのことでしたがまだ準備中でした。

一度入ってしまうと出るタイミングを失うのでかえって良かったかも(笑)

上を見上げると天橋立ビューランドが。

ここからも天橋立を見下ろせますが、登ってはいけないそうなので北側に戻って笠松公園から眺めようと思います。

これで南エリアの散策は終了したので北エリアに戻ります。

 

其の参 北エリアへカムバック

 

それでは北エリアに戻りましょう!

観光船には・・・乗りません(笑)また歩いて戻ります。

ただし、先程はひたすら遊歩道を歩くだけだったので、今度はじっくり見どころを探しながら歩きたいと思います。

まずは、日本三景だけに許された日本三景の碑。この響きはなんか好き。

日本の道百選にも選ばれているんですね。

さっそく遊歩道をちょっと外れて…

宮津湾方面にある天橋立海水浴場。

夏はこの景色を見ながら海水浴できるなんてこの辺りの人は羨ましいですね。

こちらは反対側にある阿蘇海。こちらを観光船が周遊しています。

遊歩道に戻って…

与謝野寛・晶子ご夫妻歌碑。

何度もこの地を訪れたくさんの歌を詠んだ、二人をしのんで建てられた歌碑です。

松の木ばかりと思いきやたまには違う木も見られるので飽きることはありません。

岩見重太郎試切之石

父のかたき討ちのために3人をここまで追って来た岩見重太郎がこの石で試し切りをしたそうです。

確かに斜めにバッサリと切られたような石なので信憑性がある気がします。

こちらは先程の石から少し離れたところにある岩見重太郎仇討ちの場。

見事この場所で父の仇を討ったそうです。

岩見重太郎は、講談などに登場する伝説で大活躍する剣豪ですが、大坂の陣で豊臣方についた薄田兼相と同一人物との説もあります。

大坂の陣で遊郭に遊びに行っている最中に砦を奪われる失態を犯し、橙武者(見た目ばっかりで役に立たない)と呼ばれた薄田兼相さんと一緒とされているのは内緒(小声)

天橋立3大パワースポットの一つ天橋立神社

お次にやってきたのは、天橋立神社。

天橋立3大パワースポットの一つとされ恋愛成就のご利益があるそうです。

小天橋からここまでわずか700メートルですが、この神社までに上記に記したような見どころが集中してます。

こちらは磯清水。

名水百選に選ばれているのですが、周囲に海しかないのに真水が湧いているという何とも不思議な名水です。

飲用は不可ですが、口に含んでみると確かに真水でした。

「うーむ不思議だ。」

こちらが御本社。小さいながらも雰囲気のあるお社です。

天橋立神社→元伊勢籠神社→真名井神社の順番で参拝するとご利益が増えるそうです。

この後残りの二つも訪れます。

再び北を目指して…

蕪村の句碑。

宮津の地に3年近く住んだ蕪村が天橋立を訪れた際に詠んだとされる句が書いてあります。

この地をこよなく愛した蕪村は、かつての地名与謝郡から与謝蕪村と名乗ったそうです。

芭蕉の句碑。

実は、松尾芭蕉がこの地を訪れたことははっきりしていないそうですが、それを残念がった人が「訪れていてほしいな…いや訪れたに違いない」と言うことでこの句を選んで展示してあるそうです。

ここを過ぎると碑は少なくなり、松の木が生い茂る遊歩道が続きます。

夫婦のように寄り添って見える夫婦松。

千貫もの価値があるということで付けられた千貫松などの雄大な松の木を見ることが出来ます。

天橋立では21本にも及ぶ名付けられた松があるので見ながら歩くのも楽しいです。

こちらは双龍の松

天を貫くほどの巨木だったそうですが、平成16年の台風で倒れてしまったそうです…

天橋立の松の木は根張りが弱いため通常の松よりも倒れやすく、たびたび台風の被害にあっています。

自然が相手とはいえ、この景色を見られるのはとてもありがたいことなんですね。

ただ、しっかり対策も進んでいるようで、台風被害にあった松の枝から一本の松に育てなおした里帰りの松などが植えられていました。

こんなにかわいい松の木がいつか巨木になる日も来るかもしれません。

そして、スタート時にも見た天橋立の碑に到着!

天橋立の総延長は約3.6キロだそうなので、往復すると大体7キロくらいでしょうか。

平坦な道が続くうえに、見どころも多いので往復しても飽きませんでした。

「ただ、これだけ歩いても体が全然温まらないほど寒いのは誤算だ…」

 

其の四 北エリアパワースポット巡り

 

お次は北エリアを散策していきましょう。

南エリアもそうですが、北エリアも同じように見どころがたくさんあります。

元伊勢籠神社

お次にやってきたのは元伊勢籠神社。

『お伊勢さんのふるさと』とされており、

「元伊勢」伝承を有する神社はありますが、天照大神・豊受大神をその血脈の子孫が宮司家となって一緒にお祀りしたのは当社だけで、特別の「元伊勢」として崇敬され続けています。元伊勢籠神社HPより引用

と書かれているほど元伊勢の中でご利益のある場所となっています。

鳥居の前で一礼し境内へ

君が代にも出てくるさざれ石。

重要文化財の狛犬。鎌倉時代に作られたものであまり見たことのない形をしています。

天橋立に暴れ出て通行人を驚かせていたため、先程登場した岩見重太郎がこの狛犬の足を切りつけたところこの場所に無事に還ったという伝承が残っています。

「しかし伝説だと大活躍ですな…」

こちらは神門。

この先は撮影禁止でしたが、伊勢神宮と同じ造りの社殿になっており大変見ごたえがありました。

『伊勢へ詣らば 元伊勢詣れ 元伊勢お伊勢の故郷じゃ 伊勢の神風海山越えて 天橋立吹き渡る』

と言う宮津の民謡にあるように伊勢詣でをお考えの方は訪れておくと良いかも知れません。

関連:元伊勢籠神社HP

最強のパワースポット 真名井神社

お次にやってきたのは真名井神社

先程の元伊勢籠神社の奥宮にあたり、伊勢神社内宮に祀られている天照大神と伊勢神社外宮に祀られている豊受大神が四年間鎮座された由緒正しき神社です。

薄暗い道を5分ほど歩くと…

真名井神社へ到着です。

こちらは天の真名井の水。

真名井とは水の中でも最上級のものにつけられる名前だそうで、大変なご利益がありそうです。

実はこちらのお水はお持ち帰りすることが可能です。

地元の方がたくさん汲まれていたので、昔からこの地方の人には親しまれてきたんだと思います。

自分も少しだけ頂きました。ありがたそう過ぎてたくさんもらうのをためらっただけ(小声)

強力なパワーを持っているそうですので、今後いいことがあるかも知れません。いやきっとあるでしょう!

狛犬ならぬ狛龍が鎮座しています。

この先は撮影禁止となっていますが、どちらにせよ平成30年まで修復中とのこと…磐座(いわくら)=神様が鎮座している場所を見てみたかったのですが残念ながら見られませんでした。

ここは修復が終えたらまた来てみたいと思います。

これで、天橋立神社→元伊勢籠神社→真名井神社の三社巡りは終了です。

鈍感な自分でも、今までのパワースポット巡りとは違う力がある気がする場所でした。

天橋立巡りの最後はお約束のあれをやろうと思います。

 

其の五 笠松公園からの股のぞき

 

最後は定番の股のぞきをやりましょう。

そのためには、展望台がある場所を目指さなければいけません。

向かうのは笠松公園。諸説あるようですが、股のぞき発祥の地とされています。

リフトやケーブルカーで行くことも可能ですが…

もちろん登ります。

さすがに誰一人として登っている人はいませんね…

20分ほどで

笠松公園に到着しました。

徒歩で登ると一気に笠松公園まで行けます。リフトは下の展望台までなのでちょっと得した気分!

まあ、リフトから少し登れば笠松公園なんですが…

かさ松。おそらく公園の由来になっている松の木です。

さっそくお目当ての天橋立を眺めます。

「うーん絶景!」

歩いてきたこともあって感動が増しているのは言うまでもありませんが、やっぱり綺麗ですね。

笠松公園からの景色は斜め一文字と呼ばれており、見る場所によって見え方が違うのも天橋立の特徴です。

股のぞきは最後のお楽しみにとっておいて、先に下のリフト周辺の散策をします。

こちらはからわけ投げ。

円盤状のからわけを3枚投げて写真の輪っかに通ると願いが叶うそうです。

正直、外す自信しかないのでやりませんでした(笑)

天橋立とは逆方向に見える冠島・沓島。

古くから神の島として崇拝されており、雪舟が書いた天橋立図にも見える訳がないのに書かれていることからそれほどの影響があった島だと推測されています。

下の探索を終えたので再び笠松公園に戻り…

股のぞき!

天にかかる架け橋のように見えるそうですが、まさにその通りで言い得て妙だなと思います。

この場所はリフト付近と異なりほとんど人がいなかったので、悠々と股のぞきを楽しむことが出来ました。

「こんなの恥ずかしくてできない」という女子力が高い人はこちらからこっそりやればいいと思います(笑)

これで、思い残すこともなく天橋立巡りは終了です。

今回歩いたルートはこんな感じです。

総所要時間は5時間、寄り道入れて10キロくらいだと思います。

宣言通り0円も達成!見どころが多くて楽しい天橋立ウォーキングでした。

 

ご褒美タイム

 

頑なに歩き続け身体に鞭を打った後は、飴を与えてやります。

やってきたのは天橋立ワイナリー。

ワイン関係のお土産などを取り扱うショップです。

僕はお酒は飲めないのでワインに興味はありません。

こちらでのお目当てはランチバイキング!

0円にこだわったのは、ここに行きたかったからと言うのもあります。

久々に思い切り野菜をたくさん食べて日頃足りていない栄養を摂取しまくろうと思います。

バイキングでついついはしゃいで取り過ぎちゃう現象はなんなのか…

特に美味しかったのが、白ワインをもみ込んだ唐揚げ!

鶏肉が柔らかくジューシーに仕上がっていて美味しかったです。

「歩き疲れた体に栄養が補給されているのが分かる気がする」

最後は天橋立を遠目に眺めながらブレイクタイム。

普段あんまり飲まないコーヒーでなんちゃっておしゃれ気分です。

ただし、ブラックはお腹痛くなっちゃうのでカプチーノです…お子ちゃまってはっきりわかんだね

いやぁ大満足!これでしばらくは質素な食事でも大丈夫です!

【天橋立ワイナリー】

  • 料金:1,300円


 

本日のお風呂とお宿

 

本日の予定も終了したのでお宿に向かいます。

お風呂はまたしばらく修行モードに入ります。お次に風呂に入るのはいつになるのやら…

本日のお宿

道の駅海の京都宮津です。

道の駅自体も大きくはなく駐車場も小さいですが、隣に商業施設もあり買い出しには便利だと思います。

車の中の温度も一桁台になり、だいぶ寒くなってきたので、そろそろカイロの投入も考えています…

「それではおやすみなさい」

【道の駅海の京都宮津】

 

おわりに

 

今日は一日天橋立観光に費やしましたが、お天気がもってくれたので観光しやすくて助かりました。

雨だったらここまで楽しめなかったと思います。天気はやっぱり偉大だ…

明日は、福知山方面に進み兵庫県へ入る予定なので、京都とはいったんおさらばになると思います。

今日の収支

  • 食費:1,300円
  • 合計:1,300円

移動距離

43キロ

達成項目

なし







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